2019年6月21日金曜日

初心者講習について

続々 本日のお題は私が猟師を目指すまでのプロセスです。


 初心者講習のお話し

 さて、前回無事(?)に初心者講習の申し込みの様子をお伝えしました。まさか手続きで1時間待たされるとは思ってもみなかったのですが、予約は非常に大事だという事、担当の刑事さんは通常業務で忙しいことなどを学べました。当然と言えば当然の事なのですが、やはり実際に行ってみないとわからない事ばかりです。

 但しこの申し込みの様子や予約状況、そして申請時の担当をして下さる刑事さんの状況などは地域によってかなり差はあるかもしれません。



 それでは初心者講習の様子をお伝えしたいと思います。

 私が受講した場所は兵庫県、神戸市にある ”のじぎく会館” というところです。車で向かいましたが、ここへのアクセスは公共交通機関をお勧めします!それは異常に駐車場台数が少ない事、そして近隣駐車場も直ぐに満車になることからです。僕は駐車場を探して20分、一方通行の多さに四苦八苦しながらやっと駐車してから15分歩いてアクセスしました。

 六甲山地のふもと、坂道の多い事。 ハアハア('Д') 余裕をもって到着する予定が時間ギリギリに。定かではありませんが、これから実銃を所持しようとするものを見極める講習ですから、遅刻はご法度かもしれません。


 会場に着くと、すでにほぼ全員が揃っていました。3か月前に予約した番号が受講番号、19番です。申請用紙を受け付けで渡し、指定の席につきます。お隣は若い男の子でした。年のころは23.4といった辺りか。30人中女性が5人いらっしゃいました。男性の年齢層は幅広く、20代から60代の方までまんべんなく。様々な方が必要を感じて受講しに来ている、という感じです。

 講習は午前と午後に分かれており、午前は座学と銃の取り扱いの説明、午後からは考査です。講習は主に銃刀法の銃器関連の事、そして火薬取締法の銃器関連の内容です。銃の取り扱いの見本は須磨総合射撃場の方が講師としていらっしゃっていました。上下2連式の模擬銃で注意点を説明。銃口の向き、そして銃口内の確認を繰り返し仰っていました。ひとつ扱いを間違えれば重大な事故につながる銃。繰り返し仰っていたのはその銃を如何に自身でコントロールするか、という事だと思いました。

 どんな道具も扱いを間違えれば取り返しのつかない事態になります。つい先日神奈川県で非常に痛ましい重大な事件が起きましたが、その事件で使われたのは僕達が毎日使っている包丁です。僕達だけでなく、世の中の多くの方が仕事で扱われていますし、また家庭でも扱われている包丁です。僕はこの包丁で、多くの方に喜んで頂きたいと思いながら毎日使っていますし、これからもそうです。道具を扱うという事を改めて考えさせられた事件です。亡くなられた方のご冥福をお祈りしております。


 大切な事を教わりながら、午前中は終了。お昼ご飯は歩いて5分のコンビニ弁当を調達。非常階段で一人お腹を満たし、ウトウト。そろそろ午後の講義、そして考査へとすすまねばなりません。お手洗いに行きたくなり、非常階段側から建物に戻ると、細長い廊下には学生がびっしり並んでいました。なにかの受験のような雰囲気です。その中を歩いていくと、並んでいる学生から、

 「お疲れ様です!」

 「ご苦労様です!」

と挨拶を頂きました。なんて素晴らしい学生さん達なんだと気分上々、午後の講義もつつがなく終わり、いよいよ考査です。なにかの受験の学生さん、君たちはきっと合格だよ!


 考査は全部で50問、正答率90%で合格、つまり45問正解が必要です。事前勉強の甲斐あって満足いく仕上がりに。各自終了した方は最中でも退席可能。僕は先ほどのお昼ご飯のウトウトがここにきて爆発。試験官に起こされて退席しましたwww採点中は退席して、周囲で結果発表を待つ仕組みのようです。待つこと20分程度、試験官が名前を呼び始めます。

 ちなみに合格率は地方によってかなり開きがあるようで、僕の事前リサーチでは一貫性、参考になるおおよその合格率は導き出せませんでした。中には合格率10%だったとブログでお伝えの方もいれば、80%の合格率を報告の方までいました。

 数名の方が呼ばれた後、試験官が残りの方、全員会場に戻って下さいとアナウンス。おお(・・?これはどっちなんだと思いながら恐る恐る会場へ ー



試験管 「では、ここにいらっしゃる方が合格者です。これから順番に初心者講習修了書をお渡しします。」

 
 ヤッター!合格です。数えたところ30人中20人が合格者でした。お隣の青年も合格していました。この初心者講習が実銃所持への第一歩。

 修了書を配り終わった後、試験官がこんな話をしていました。


試験官 「皆様、おめでとうございます。この初心者講習は実銃所持の第一歩です。ここにおられる皆様はほぼ狩猟目的での受講でしょう。狩猟で銃を使うには銃所持のライセンスをもたなければなりません。このライセンスは兵庫県民550万人の内、たった3400人ほどしか所持していないライセンスです。みなさまにおかれましてはこの非常に貴重なライセンスの保持をしているという自負のもと、社会的貢献をはたして頂けるものと信じております。またみなさまがこれから行われることは全て我々公安のもとに届きます。ご活躍をお待ちしております。」


 とのこと。たったそれだけしかいないのかとちょっとびっくりしながら試験会場、のじぎく会館を後に・・・しようとすると、また学生の大群に遭遇。みな口々に挨拶をしてくれます。


 ん(・・?(・・?なにかおかしい。学生たちの輪の中にある受験内容が書かれているボードをみると・・・







 兵庫県警 採用試験



って書いてありました。周りをみると先ほどまでの初心者講習の受講者たちは素通りされています。

 まさか!


 そういえばお手洗いに何度か行きましたが、その試験会場前を通り過ぎるたびに挨拶。煙草を吸いに行った時も挨拶。今も挨拶。


 どうやら僕は兵庫県警と間違われていたようですorzヤレヤレ

 挨拶してくれた学生さん!僕に挨拶しても何も変わりません!ごめんなさい!


 以上、初心者講習の様子でした。えっ?今度は中ほどに誤字があるって❔やはり駄文を読みみみみ続けてくれているせいでお疲れのようです。お早めにお休みください。



 
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