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2019年12月1日日曜日

ああ、もどかしい。

繁忙期のもどかしさと本職の重要さ


 私はお肉屋さんの職人です。お肉屋さんは12月、年末年始が一番忙しいです。この繁忙期は一年の総決算と申しますか、この期間の良しあしは今まで一年間行ってきた事のお客様から頂く評価と思っています。

 昨年度より売り上げが低ければ、私の働いているお肉屋さんよりも良いお肉屋さんにお客様が流れていると言えます。おかげさまで今年は好調に売り上げが推移しており、責任者としては胸をなでおろしているところであります。

 仕入れ業務と、人財管理が主な業務なので、繁忙期はその仕事に忙殺されます。そして大量に販売される牛肉や豚肉が在庫として自社の冷蔵庫には入り切れず、近所にある外部委託冷蔵庫に数十トンのお肉の山が出来ていて、その管理も併せて発生します。

 今ではこれらの業務にも基幹システムが導入されて、かなり負担は軽減されましたが、大昔はは紙ベース(笑)、数年前まではエクセルで管理していたので

こんな仕事は朝飯前

と言わんばかりに朝飯前に仕事が終わる連続でした。冬の日の出は朝7時!!

 今ではかなり楽にはなっていますが、片手間で出来るほど生ぬるくはありません。以前は迫りくる数々のプレッシャーに胃がキリキリとする日々でしたが、今では胆力も鍛えられて、どっしりと構えることが出来るようになりました。

 私の働いているお肉屋さんは、地域でも有数のお肉屋さんです。この会社のおかげで様々な資格やスキルが身につき、そして狩猟にも関わることが出来るようになったと思っています。狩猟は行うと必ずお肉が産出されます。頂いた命を有効に活用できる力を身につける事が、日々の業務で培われている訳です。

 まず屠畜についてですが、一般の生活を行う中ではまず必要に迫られることは無いと思います。家畜は必ず屠畜場で処理しなければ食肉として流通出来ないために、この屠畜場で勤務しなければ屠畜に触れたり行ったりすることは無いでしょう。

 屠畜に含まれますが、皮はぎについても同様です。かなりのテクニックが必要となりますし、夏場の脂の少ない個体も、冬場の脂の乗った個体もそれぞれにテクニックが必要となります。美しく皮を剥ぐ事は、せっかく頂いた命を無駄にしない大切な事です。

 お肉の産出量は先ずこの皮を剥ぐ時点で左右されます。脂や肉を皮につけて削いでしまえば、優に数%は変わってきます。これは家畜にも言える事です。ただ猟師さんが行うように、刃物で皮を剥ぐ、という行為が現在の家畜の主流の方法ではありません。

 グラインダーでブイーンと剥いてしまうのが現在主流の方法なので、私は今でも刃物で皮を剥いでいる屠畜場に練習に行きました。

 次に皮を剥いだ屠体を保管する技術ですが、家庭用や一般の猟師さんではなかなか無いプレハブ冷蔵庫があるので、熟成しながら保管する事が出来ます。熟成の方法、方向性や仕上がりは明らかに家畜とは違いますが、やはりお肉は熟成により、より良い品質へと導く事が出来ます。

 生きていた時の環境や、屠畜の条件や方法でかなり肉質は左右されますが、これはジビエ肉の特徴とも捉えることが出来るでしょう。最高の肉質や品質を求めるなら、イノシシを飼養しなければならず、それはその飼養を行い続けていれば限りなく豚に近づいていく事になります。

 罠などで捕獲したイノシシを飼養している方はどうもちらほらいらっしゃるようですが、これは一代限りの飼養で、またイノシシは環境適応能力が高いようなので、野生の時とは異なった振る舞いを取るそうです。だから家畜になった訳なのですが。ただ血統選別を行いだすと、それはもう豚ですし、この行為を行った場合の食肉としての流通や適応する法律はあるのでしょうか?ある意味イノシシから現在に通用する血統選別を行う人は、もはやプロ過ぎて憧れてしまうかもしれません。


 次に骨付きのお肉から骨を取り除く作業、捌きについてですが、これは私の超、超専門です。この捌きでも大きくお肉の品質は変わってきます。何度もイノシシの産肉量を調べましたが、野生環境で生活している分、骨が太く豚に比べて10%ほど骨や皮の量が多いです。因みに豚はおおよそ70%の産肉量です。


 と、猟師にとって獲物が取れてから必要とされているスキルは人並み以上にありますが、
が!

 
 忙しくて取りに行けない、狩猟にいけないもどかしさ。ああ、年内は多分射撃の練習にもいけないんだろうなぁ・・・猟師の一番大事なスキルは獲物を捕獲する能力です。今のところそのスキルはー

                 0

 デビューは来年になりそうなお肉屋さん猟師でした。
































2019年10月10日木曜日

ジビエの産業化

ぶっちゃけジビエはお金に変えれるの?

 現役お肉屋さんの職人の感想


 

 ジビエに取り組み始めて数か月の私が、今の時点での産業化について今日は書いてみたいと思います。

 ぶっちゃけ、と一番最初に書きましたがさてどうなることでしょうか?


 まずジビエを産業化する(つまりお金にする)には販売しなければいけません。その販売は勿論法令順守したうえでの販売です。

 ジビエを製品化する方法は大きく分けて以下の2つです。



①お惣菜、飲食物にする

 ①を実現するにあたり必要な許認可は


⑴ 惣菜製造業
⑵  飲食店営業


のいずれかを許可してもらわなければいけません。つまり惣菜として加工して販売するか、飲食店で調理して販売するか、という方法です。



 次の

②精肉化する

 これは少々ハードルが高い方法です。これを実現するには

 食肉処理業

なる許認可を頂戴しなければなりません。これには高額な設備投資が必要になります。食肉に供するための施設を作らなければ、この許可は下りない為、例えば猟師が個人で、なんてことは超絶お金持ちの道楽趣味でなければ出来ないでしょう。

 処理施設を運営する能力も必要になりますし、副産物の処理も行わなければなりません。副産物とは 皮 内蔵 骨 牙 などのお肉以外の部分です。

 家畜だとこれらの副産物は産業として成り立っていますが、ジビエで副産物を含めて安定的産業に育てている事例はほとんど見かけません。

 食料自給率の向上や、鳥獣被害対策などで産出するジビエ肉を有効活用しようという動きは国が見せています。しかしながら現状ではなかなか難しいようです。

 つまり精肉流通はかなり難しいことになります。ぶっちゃげますと冒頭で書きましたが、ぶっちゃげ


 お金に変えることは難しい



と感じています。食肉化する施設は国や県の助成で建設する事は出来ますが、その後の運用が立ち行かなくなる場合が多いようです。つまりペイ出来ない、という事ですね。


 このまま精肉化する事に焦点を当てて、話を進めて行きます。

 【処理施設をペイする事を考える】

 例えば処理施設を建設する費用が2000万円かかったとして、それを20年で償却すると考えると、一年あたり100万円の返済です。(金利は考えないとして)イノシシ1頭を仮に5万円の価値と仮定して(そんなにない場合も多々ありだが)この5万円が仕入れ原価、販売粗利益率20%(手数料・諸経費や実際の家畜屠場の状態から勘案)、従業員1人で運営して年間100頭の搬入が必要です。それを20年続けなければいけません。
 猟期だけの稼働で一日必ず(11月15日~翌年3月15日まで、120日)0.83頭の搬入を行わなければいけません。この搬入されたジビエは必ず毎日現金化されないとキャッシュアウトして施設は破産。設備の更新や人件費の支払い、維持管理が出来なくなります。

 単純な計算で非現実的な捕らぬ狸の皮算用ですが、こんな感じになります。実際は建設場所にもよりますが、排水処理設備などはもっと大掛かりな設備投資金額となるでしょう。



 原因はさまざまだと思いますが、施設の安定活用が難しい事が大きな理由に感じます。ジビエはその性格上、安定的に産出する事は困難である事がこの大きな要因だと思います。それ以外にもまた流通も脆弱です。副産物の活用も進んでおらず、ジビエを食する諸外国のような文化も育っていません。

 つまりまだまだお肉として広げるための基盤が育っていない、という結論に至ります。

 ですが、逆説的に考えてみるとまだまだ青野原、ブルーオーシャンのような気がします。


 可能性は十分ある


 僕はこのように見ています。それは前出で書いたとおりまだまだ発展途上の分野だと思うからです。消費者の理解を得て、産出される全ての部分がうまく回りだせばお金に変える事は可能だと思います。


 例えば施設の安定運用は、今まではジビエ流通の慣習だけで行っていたから安定しなかったのではないか、と考える事も出来ます。狭いマーケットだけで行っていたから安定させる事が出来なかったと言えるかもしれません。

 施設を年間通して活用する方法を考えみる、例えば猟期以外は食育施設として一般の方に広く開放する事で、理解も深まります。勿論夏場の鳥獣被害対策の処理も行います。これらの活動を知ってもらうには動画(youtube配信)は優れた広告となるでしょう。

 理解が深まれば消費も今以上に生まれて、夢のような話ですが、スーパーマーケットに陳列されているなんて事が出来るかもしれません。


 まあ夢物語ですが、何がジビエ流通を妨げているのでしょうか。

 様々な原因があると思いますが、内部、関係者に関わる事にも一因があるように感じます。

 それは僕自身少しずつジビエに関わってきて、一番感じた事


 業界の閉鎖的雰囲気


です。何か後ろめたい感じがする、なんとも言えない雰囲気。この日本で、銃を持っている、しかも使用する。命を奪う行為を自ら選択して行う、皮を剥ぐ、内臓を取り出す。
 
 人が避ける ”禁忌” にもとられる行為を行っている事が、その原因でしょうか?しかし、しかし誰かがその行為を行わなければ、例えば誰かが家畜を殺さなければ食べる事は出来ません。 (日本語は複雑で、この行為の事を屠畜と呼びます。)

 
 必ず必要とされる事です。もし、必要が無いのであれば僕の様なお肉屋さんの職人は存在しません。ただし、家畜と野生の違いはありますが、同じ一つの命を頂く事に違いはないと僕は考えます。

 社会から必要とされている事を行っている訳ですから、もっと広く情報発信を行うべきだと感じました。閉鎖的になるのでは無く、自分達が行っている事に責任を持てるのならば、自信を持って発信するべきだと思います。

 人は触れた事が無いことや、知らない事は避けるように出来ています。ジビエが今より少しでも身近になれば、そうなるように業界として努力し続ければ


ジビエの産業化


は可能だと思う今日この頃でした。

結論!

ジビエはお金に変える事が出来る!かも















































2019年9月23日月曜日

ついに今期より狩猟デビュー

罠猟師として今季より頑張ります!


初年度

 夏の有害駆除の多忙な時期も終わり、イノシシの屠畜も一息ついた今日この頃。

 師匠に、「今期は狩猟者登録せずに、射撃の練習をみっちりやる事!!」

 とお達しを受けていたのですが・・・


 せっかく狩猟免許を習得したのだから、やってみたい!
 例え一匹も取れなくても。



 申請中の銃の所持許可もそろそろおりる頃ですし、せっかくの機会、少しでも実戦経験を積まなければと狩猟者登録を行う事に。登録にあたり、地元猟友会にも入会する事にしました。

 猟友会の入会も、来年度以降で良いよと師匠は仰っていたのですが、試験当日の約束もあり、猟友会にも入会する事に。

 ただし、条件として

 やはり銃を使って狩猟するには一年射撃の練習をみっちりつめ!儂が教えるから

 と第一種(つまり銃を使った狩猟)の登録は来年度に。

 グヌヌ "(-""-)"



 初年度から華麗にデビューしようと考えていたのに・・・



 と、気を落とさずに。師匠が銃は来年!と言ったのも理由があります。僕は今年新たな資格、 ”ミートマイスター” を受験します。その習得のためにかなりの時間を費やさなければいけないので、仮に狩猟者登録をしたところで出猟できない、なーんて事が予想されるからです。


 銃を扱う時に、一番大切な事は 


 
 心の余裕


 と師匠は仰っていました。普段ならやらない事も、焦って成果を求めるがあまり起こしてしまう、普段なら確認するのに確認を怠ってしまう・・・などなど狩猟における銃の事故や違反は心の余裕が無い時に起きる事が多いと教えてくれました。



 罠猟に決めたいきさつ





 以前までの僕の予定としては、毎週の休みの日は午前中は試験対策、午後から銃を持って山に入ろうと考えていました。そんな僕の話を聞いて、

 僕は超絶せっかちな性格なので、時間が無い中で狩猟に行くと、必ず焦って良くない結果が起こる。ならば来年以降しっかりと計画して行う。そのための練習を師匠がつけてくれる、という流れです。

 まあこの話にも一旦納得したのですが、やっぱりどうしても狩猟者登録したい!というと「じゃあ罠猟をしたら?」と勧められたので今期は罠猟で挑むことにしたのです。


 罠を仕掛けたら毎日見回りしなければいけませんが、自分が出来る範囲で仕掛ければ負担も少なくて済みます。師匠が僕の勤める会社のすぐそばに、良いポイントがあるのでそこを譲ってくれることになりました。


 それに僕の仕事ならではの場所も見つかりました!その場所とは


 牧場



 です。仕事柄牧場さんとお付き合いがあります。牧場には牛のエサが豊富にありますが、そのエサを狙ってイノシシが出没しまくっているという情報を以前に仕入れていた僕は、その話を師匠にすると、
 

 「それは最高やな!牛のエサをたっぷりと食べてるイノシシは飼育されているみたいなもんや。警戒心も今は低いやろうし、初心者にはもってこいの場所やな。」


 と大絶賛。牧場主さんは非常に困っていますが、猟師には最高の場所ですね。会社付近には牧場が6軒ほどあるので、場所選びに逆に困ります・・・( *´艸`)ただ牧場内でのとどめ差しは注意が必要ですね。

 罠を設置する牧場は、少し前に社長から直接頼まれた牧場さんにします。但馬牛を400頭ほど肥育されている牧場さんです。


 狩猟に興味を持ち始めて早2年。ついに自分が猟師としてデビューするに至りました。



 楽しみです!!



 写真は今揃えている最中の装備品を身にまとってみたところです。








 上半身を撮影しました。背負っているバッグは

マックスペディションゴディアックギアスリンガー(オリーブドラブ)

 
 直ぐに使う装備品を運搬するために、

ダイレクトアクションタイフーンチェストリグ(マルチカム)


 帽子は

5.11タクティカルブーニーハット(GEO7)


 手袋は


ワークマンプラス・フィールドコア春夏用ハイカーズグローブ(Lサイズ・リアルツリー)


 上着は


タガミサイレントハンタースーツジャケット(3L・テンリアル)


 見えていませんが、シャツは

ワークマンプラス・フィールドコア肌がさらさらZERO DRY半袖(XLサイズ・カーキ)


 をチョイス。


 下半身は・・・ただのズボン!!(笑)写っていないので手抜です。因みに買おうと思っているのは

ワークマンプラス、フィールドコア2019年版
秋冬用クライミングパンツのハンティングカラーと
コーデュラユーロウォームパンツのタイガーストライプ
更にストレッチマイクロウォームパンツのダークグリーン

以上3点からその日の状況に合わせてセレクトしようと考えています。タガミのシリーズで揃えようと考えてもいましたが、お値段が( ^ω^)・・・

 ただでさえ激しい出費に激しいダメージを受けているので、そろそろ緊縮財政しなければ。物欲を抑える薬が欲しい今日この頃です

 それにこの衣服だけでは冬山は厳しいので、下着類などもそろえなければいけません。下着をケチるとんでもない目に合う事は明白なので、モンベルで揃える予定です。


 さあ、ついにデビューです!!

2019年8月25日日曜日

あのジャンボイノシシ、現る(130kg越え)

ジャンボイノシシ恐るべし!!



デカすぎるのはいささかです。





 昨日8月24日、地元猟友会の方が、(ちなみに僕の師匠)有害駆除でジャンボなイノシシをゲット。ちょうど会社の仕入をするために、卸売市場に来ている時に、複数の会社社員からLINEが連発。何事かと見てみると・・・




  ↓
  ↓
  ↓
  ↓






うーん

何じゃ?これ?


で、でかい!!

軽トラの荷台横幅ぱんぱんやん・・・


 イノシシの屠畜は僕しか会社で行えないので、とりあえず待っていてと返信。荷台に積み込むのもこれは大変だっただろうなぁー

 後で聞くと、村の人3人に手伝ってもらって4人がかりで積み込んだらしい。僕の師匠は御年70歳。元気やなぁ。

 黒毛和牛の買い付けをするため市場に居た僕の携帯をチラ見して同業者さんも(+_+)びっくり!
なにそれ?と聞かれたので「イノシシ、・・・らしいです。」と答えました。夏場でもこんなデカくてまるまるしているなんて、本当に珍しいと思います。


 土曜日だったので、会社も忙しくなかなか屠畜できない状態だったので、師匠が「今日は儂がするわ!」と言ってくれたので一安心。あのでかさ一人でしてたらお肉屋さんの仕事出来ません。

 まるまるとした巨体は、脂ののった( ゚Д゚)状態。このように夏場で脂がのっている個体は、餌場が近くにあり、かつ移動距離の少ない外敵のいない環境でなければ育ちません。つまり畑のすぐそばの山に、人が入らない場所で何年間も過ごしてきた個体である、という事です。

 昼から僕も屠畜に参加。腹回り、背中の部分と3cm程度の脂がのっていました。



驚異の生体重量130kgオーバー



雄・推定年齢6歳




 専用の作業台の上で、少しずつ皮を剥いでいきます。皮を剥ぎながら、このイノシシがどうやって育ってきたかを師匠に教えてもらいました。

 以下師匠談



 「こんなイノシシは、この辺では珍しい。畑の野菜たっぷり食って、安全な場所に長い事おったんやろなぁ。それにしても盛りの時期の傷も少ないな。11月ごろに雌をめぐって雄同士激しくやりあうんや。牙で攻撃した時に、出来る傷が少ない。古傷はこんな感じで後が残るんや。特に発情期の雄は腹回りが傷だらけで、膿が出るから使いもんにならん場合が多いんやけど、このイノシシは去年ほとんどやられてないな。」



 飼育されている豚の事は、さまざまな牧場さんを見学させてもらっているのでそれなりに知識はありますが、イノシシは素人です。通ずる部分もあるかとは思いますが、個体からその生涯を推測する事は今の僕には出来ません。


 脂ののった個体だったので、皮はぎも超絶丁寧に行いました。一時間かけて剝いた巨体

はこちら。↓







このデカさ!!隣に比較で置いた黄色いライターが小人のように見えます。この写真に写っているのは長さの半分ほどです。ゴライアス!


 


 冷蔵庫に吊るした全部の状態でこの大きさ。図ると150㎝ありました。ながーい


 因みにこのイノシシはくくり罠でゲットした師匠。仕掛けた罠の見回る順番間違えてたらこいつ多分逃げてた、と言っていました。ワイヤー限界状態だったみたいです。


 僕の地元でもこんな立派なイノシシいるんだ、と思いました。今年が猟師初年度になる僕ですが、いつかこんな大物をゲットしたいと思った日でした。



 このままの状態で、1週間熟成させて捌きます。今から楽しみです。出来る限り丁寧な仕事を行い、美味しく頂く事が僕に出来ることかな、と思っています。


 



2019年6月29日土曜日

アドセンスはじめるってばよ

重要な活動資金の捻出

 来月(2019年7月)18日にいよいよ狩猟免許試験が控えているお肉屋さん猟師です。今月は狩猟免許習得を目指して、講習会にも行ってきました。銃猟の講習会と、罠猟の講習会です。その時のレポートはまた後日お伝えしたいと思っています。

 講習も無事終わり、猟師になることが近づいてきている訳ですが、重要な問題に気が付きました。それは活動資金が足りない!という事です。(;゚д゚)

 狩猟の世界は目指してみて初めて解りましたが、ニッチな世界です。非常に狭い業界です。ともなれば必要な道具や装備品は必然的に高価になります。そこで狩猟にこだわらず、比較的近しいであろう業界から装備品や道具を探してみる事にしました。

 以下はリサーチして得られた結果です。


 狩猟装備・・・高くて品薄

 ☆おめめを引ん剝くお値段と、おっ!これは良さげ、と思った製品の売切れ具合が見事にマッチ♪高くて品薄、これは構造的に致し方の無い事でしょうか・・・これは銃に関しても言える事だと思うのですが。金属(主に軟鉄)と木で出来た銃がうんじゅうまんえん。技術料?多分工作機械でドーンと作っているはずですから、技術料はそんなにいらないんじゃ・・・工作機械が高価なのか解りませんが、国内での銃の流通は非常に少ないわけですし、(ただしこれも推測の域を出ませんが)そうすると数の原理からいって薄利多売は不可能。そうすると非常に原価は安い気がしますなぁ。

 銃器の基本的な構造自体はイノベーションといえるものは起きていなさそうですし、設計年数を見てみるとこんなに古いの?というもの多々あるので、流通量により現在の国内での価格、相場が作られている気がします。事実、銃器について勉強を深めようとすると海外の英語サイトに良く行きついたのですが、その時に見る価格は・・・驚安ですドンキさんごめんなさい

 例えば僕が現在欲しいと思っているミロク製MSS-20は海外のサイトだと7,8万円で販売されていました!!海外製品が輸入に伴う諸経費などで高くなるのは否めませんが、輸出ですよ、輸出。ヤレヤレ ┐(´д`)┌ 一体全体どうなっているんだか・・・これは国内事情の賜物と推察した次第です。とすると価格にだけ着目すれば、逆輸入がヨロシですね。この場合の補償は得られない気がしますが。

 少し銃器の話で逸れてしまいましたが、国内で流通している狩猟装備品も恐らく同じような理由から高額で品薄という状態になっているものと思われます。日本国内におけるマーケットが小さいわけですからこの状態は致し方ないことでしょう。グヌヌ

 ならば!サバイバルゲーム業界はどうじゃ

 サバイバルゲーム(今後はサバゲ―と書きます)って今凄く人気があるようですね。全然知らなかった。小学生のころに一度エアガンブームが起きて学校で問題になった事がありますが、あの時以来の接触となります。あの頃は公園という公園の至る所に蛍光色のBB弾が落ちていて、色の種類を集めて競っているヤツもいましたなぁ ナツカシイ

 さて、アマゾンさんを覗いてみると出てくる出てくる。すさまじい数の装備品の数々と¥の先ほどまでの狩猟装備と比べての軽さ。嬉々として画面を眺めていた私ですが、レビューを見てゲンナリ。安かろう➭悪かろうの評価のオンパレードで使い物にならない気が。命をかけて(かな?)獲物と対峙する場面があるかもしれない狩猟時に、この評価で戦うには・・・うん。無理。

 ひと時の喜びの時間は過ぎ去り、サバゲ―装備の中でも高額な製品がある事に気が付いた私。説明を見ると 実物 となっていました。つまり実際の緊迫した場面で扱う事を想定した造り、いわゆるミリタリースペックというやつです。軍隊や法執行機関が扱う製品ですから、その信頼性は折り紙付きではないでしょうか。男心をくすぐるフォルムと、実際の使用から磨き上げられた製品の醸し出す雰囲気はもう購入のクリックを押すしかありませんな・・・



 おいっ

 メチャクチャ高いじゃん( ;∀;)実物シリーズ


 ここまで3R戦い抜き(狩猟装備・サバゲ―装備・実物装備)もう体力はほとんど残っていません。((?_?))あとは・・・あとはあれしかないんじゃないですか!



 そうです、登山用品



 同じような場所で使い、かつある程度の流通も見込める登山用品があるじゃないですか。そうです、やはり狩猟には登山用品ですよ。









 うーん、うーん









カ、カラフルやん


 鮮やかな原色や色とりどりの山でお役立ち間違いなしの登山用品たちはどれもー









カ、カラフルやん

 絶望的にカラフルなんです。

 えっ?何をお探しですかって?実は狩猟用の服を探していました。最初に見つけてこれいい!って思えたのが上下セットで4万円越え。その後さまざまなリサーチを行って辿り着いた結果が 今 です。登山用品はカラフル過ぎて狩猟には使えませんね、但し巻き狩りなど他者もいる状態での狩猟の場合はそれもメリットになりますが、僕は単独での忍び猟を目指していますので、その時に身にまとう服を探していた訳です。もちろん単独忍び猟でも他の猟隊がいないとは言い切れないので、完全なる迷彩は己の身を危険にさらしますのでいけませんが、イノシシやシカに対する迷彩効果を出しつつ、人間にはしっかり認識できる色をした服は結局のところ純然たる狩猟装備にしか補えませんでした。


 陸生大型哺乳類は人間でいうところの色盲に近いようで、赤い色が識別できないようです。青・黄の2色で色を判別している2原色の世界のようで、僕がいいと思った製品はオレンジ色の迷彩でした。この効果は無視できない効果です。そして高価。安全にも配慮し、かつ対象からは識別しにくいこの能力はお金で買えるならば是非とも手に入れたい能力です。ただでさえドのつく素人がいきなり忍び猟を行おうとしている訳ですから、ある程度の出費で収まるならばこういったところをケチるといけない気がするのです。

 こうして高額出費に腹をくくった私ですが、先立つものがなければくくった腹など無いに等しい片腹痛い存在です。これは活動資金の捻出が必要だと感じた理由です。クラウドファンディングで捻出したお金はありますが、これは利益を出して出資者の方へお返しする投資型で組成したので、いわゆる会社経理上の扱いは赤い色のお金、借入金扱いとなります。装備品にジャブジャブ使ってしまうと計画倒れになってしまい、ファンドの破綻を招きますのでダメ。


 資金の捻出には僕はもう一つ奥の手があります。それは勤めている会社の資金を流用することです。幸いな事に社長はここ最近、狩猟に対する理解が深まってきていますから大丈夫。会社の経理処理や税理士さんにも説明し易そうな装備品をピックアップし一覧を作成。さすがに銃や先ほどまで探していたハンティングスーツなどは説明しずらいので一覧からは除外します。


 
M     「社長!お話しがあります!」

社長   「おお、どうした?」

M     「いま狩猟用装備を選んでいるのですが、ファンド資金だけだと厳しいので会社の経費で購入する事ってできませんか?」
社長   「おお、どんなん買うんや?」

M     「一覧造りました。見てもらっても大丈夫ですか?」








社長   「おお。」








社長   「おおっ?」









M     「おお?」








社長   「・・・・・・・・・・高い。無理」



社長~~~~!!!!




 万策尽きてこれまでかと思われたその時!


 グーグル先生の広告が目に入りました。アドセンス?

 そんな仕組みがあったのか!目からうろことはまさにこの事。活動資金の捻出、やってやろうじゃありませんか。足りない金額は一時ボーナスを廻しておいて、後で必ず回収してやりますとも。後はアフィリエイトも取り組んでみようと思っています。カタカナで書くとふんわりしていてアレですが要は紹介と仲介の手数料を頂く仕組みですね、これ。

 さて、目指すべき方向は定まったのですがこの実現のためにはサイトを訪れてくれる方を増やしていかなければなりません。つまり僕の記事に価値を出していく、という取り組みを行うという事です。この実現には先ほどまでのリサーチが役立ちそうな予感です。

 製品やモノの価値は一面的でなく、多面的な要素があります。同じ製品やサービスでも使用者や利用者が選ぶ理由は人それぞれ、十人十色。僕は実際に自分で使用したものしか紹介できないと思いますが、僕が紹介する価値は見る人によって変わってくると思います。狩猟で扱う装備品などが主な候補となりますが、僕が狩猟で使用して感じた価値は、他の方から見た時に、狩猟以外で価値を感じてもらえるような伝え方が必要と思います。

 例えば僕は今のところですが、狩猟時に履いていく靴はモンベルの 

”ツォオロミーブーツワイド”

という靴を履いていく予定です。この靴に行きついたきっかけは様々な理由がありますが、この靴を選ぶときに参考にした情報は実際に狩猟を行っている方達だけでは無いという事実があります。狩猟時の足元に登山靴の選択をされている方もいましたがどちらかといえば少数派です。しかし自分の目指したい狩猟のスタイルや、自分の足の特性、そして現在の狩猟を行いたい候補の場所での使用感からこの靴を選んだのです。

 この選択が正しいかは今後の活動次第ですが、このように狩猟者の意見だけでは選ばなかったという事実は間違いのない事実です。これってすごく大事なことだと思います。参考にした意見は
  1. 勿論 狩猟者
  2. サバゲ―マーの方々
  3. 登山愛好家
  4. 林業従事者の方々
  5. トレラン愛好家
  6. そして現場に足を運び、使用感を確かめた自分自身
以上になりますが、こうやって見てみると様々な方の意見を参考にしています。これを逆の立場から考えてみると、仮に僕が靴のレビューを書いた時に狩猟者の方だけが参考にする事は無いのではないか、という事です。同じフィールドで活動する方なら同じような悩みや達成したいことがあるはずです。こういった価値を伝える事ができれば僕の目論見も達成できそうな予感です。

 捕らぬ狸の皮算用とならないように

 今後も夢の実現に向けて頑張っていこうと思います。

 社会貢献とビジネスの一体化を目指して


応援宜しくお願い致します!!

↓↓ 押忍