2019年6月21日金曜日

本日のお題は私が猟師を目指すまでのプロセスです。

(途中経過)


 さて、私は現在猟師を目指していますが、2018年の3月から活動を開始しています。2019年5月時点での現在までのその活動を振り返ってみたいと思います。

 近隣農家さんの現状を知り、そして現在の日本の状況などを知ることで狩猟に対する興

味が湧いてきていた私。早速インターネットで検索を重ね、リサーチしていきました。か

なりの時間を下調べに使ったと思います。また職業柄と言いますか、役職的にも市役所に

行く機会が多く、鳥獣対策などの担当課である農林水産課が私の行く課のすぐ隣だったの

で、そちらにも伺い、様々なお話をすることが出来ました。


 これは取り組む意義のあることだな、と感じた私は会社の事業として取り組むのも面白いのではないかと思い、社長に掛け合ってみる事にしました。



私  「狩猟します!」

社長 「ダメ!」


 予想通りの答えが返ってきました('Д')いくら肉に関する事とはいえ、いきなり狩猟すると

は突拍子も無いと一蹴。しかしながら、社会貢献しながら事業化できるかもしれない新し

い取り組みだと感じていた私は次の手を打ちます。それは自治体を巻き込む事と、自分の

担当している部署で圧倒的な成果を出しかつ、その取り組みが狩猟へと続くプロセスの一

環とする事でした。まずは社長に部署内での新規案件への承諾を頂き、次に自治体の担当

者さんに協力を打診し快諾を得、自分の担当部署でも公言通りの成果を出す事が出来まし
た。




 改めて交渉すると、会社の資本は投入できないとまた一蹴。ガーン('Д')




 まあ、これも少し予想していたので奥の手を出します。それは私の潤沢な預金を使い・・・あ、残高マイナス-やん!

 薄い財布の中身は期待できないとして、クラウドファンディングで資金募集する事にし

ました。これには市の担当者の方に非常にお世話になりました。本当に資金募集が出来る

か少し不安でしたが、以前に会社で利用したこともありその経験が生きたのだと思うので

すが無事、調達に成功。更には市の担当者の方にも社長を説得する手助けをして頂き、つ

いに会社の事業として行っていく事になりました。



 社長を説得する中で、一つ非常に感慨深い言葉を言われました。それは私たちはお肉屋さんですから、毎日肉を切っています。つまり命を頂いて出来る商売です。そんな毎日を過ごしている私たちですが、こんな事を言われました。


社長 「わしらは毎日命もうて商売しとる。更に命奪う理由を教えてくれ。」


ウオッ!!!!


社長の倫理の塊のような言葉に一本取られました。いや、取られかけました。確かにそうです。でも、その奪われた命が無駄になっている現状が私が目指したきっかけです。


私  「だから僕たちが取り組むべきだと思うんです。」


しばらく黙っていた後。


社長 「よし。やってみい。」


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 こうしてついに会社の事業として取り組むことになりました。但し肉のプロであっても捕獲はどうすれば出来るのか見当もつきません。まずは狩猟を行うための準備に取り掛かることにしました。


 目指してからここまででもかなり時間がかかっていましたが、後は着々と準備を進めて

いくだけです。行う狩猟は銃猟と罠猟を考えていました。そこでまずは地元の銃砲店を探

す事に。本当に便利な時代になったものです。インターネットで検索すると秒で判明しま

す。余談ですが、インターネット普及前と後で世の中にある情報量は5万倍(測定の仕方で

諸説はありますが)変わったそうです。ビバ!インターネット!




 私の地元に一番近い銃砲店は、姫路市にある ”都銃砲店” というところと判明。早速向かってみる事に。





  「こんにちはー!」

店員 「はい、なんでしょう。」

私  「カクカクしかじかで猟師になりたいと思っています。」

店員 「それじゃあ、まずは初心者講習受けないといけないね。地元の警察署に行って申 請しないと受けれないよ。」

私  「有難うございます。」

店員 「事前に勉強している方がいいからこの本読んで勉強しとき。」

  「ありがとうございます。それにしても沢山の銃がありますね。」

店員 「兵庫県では多分一番多く陳列していると思うよ。あと、君の住所は?」

私  「○○市です。」

店員 「ああ、それじゃあ担当課は生活課で刑事さんは○○さんっていう人やから。僕から聞いてきたっていうたら大丈夫。」

  「有難うございます。良かったらお名刺頂戴できませんか?」


 ここで名刺交換。


私  「店主さんでしたか!」

橋本さん「お肉屋さんかー。まあ頑張って。担々麺課の人とは古い付き合いやから僕の名前出してくれたら色々教えてくれるわ。初心者講習受かったら次何するとか。またいつでもお店に来て。」






 沢山並べられた銃の数々に見とれながらお店を後に。えっ?担当課の所が誤字ですって?それは駄文を最後まで読んで頂いたあなたの目が疲れている証拠です。早くお休みください。

 次回へ続く。






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