2020年2月3日月曜日

お肉博士になるまで

お肉博士っていったい何?

さあ、お肉博士を貴方も目指してみよう♪


僕はお肉博士1級という資格を持っています。現在お肉職人歴17年の僕は3年前にお肉博士1級の資格を取りました。

 お肉博士1級を保持していると、なんだかお肉に詳しそうでお店のお客さんにも効果大。店先に掲示していますが、よくお客さんから指名頂きます。


 この資格は業界では最近スタンダートになってきた資格です。大手食肉流通メーカーさんなどでは営業マンの必須科目になっているところもあります。

 どんな事が出来るの?どんな勉強をするの?


 お肉博士になるには

【  受験資格  】

  特に無いようです。お肉が好きな方なら実務経験が無くても大丈夫。詳しくは↓

             http://www.nikuken.com/01/oshiete.html#kenteitoha




 応募するとしばらくして受験票と、参考書が指定の住所に届きます。この頂いた参考書をもとに、試験対策の講義が丸一日あります。この講義は出題される問題に絞り込んで行われるので、受験時には必須です。講義は全国主要都市で行っているようですので、最寄りの場所でこの講義を受けましょう。


お肉好きなあなたならきっと大丈夫?!合格率50%の試験です。

 出題科目は下記の通り。



 


お肉検定HPより

 お肉についての知識を広く浅く出題しているな、という印象です。因みにお肉とは食肉(牛肉・豚肉・鶏肉)と加工品(ハムソーセージ等)についてです。流通や取引規格などはほぼ取り扱いは無かったです。歩留まり等級や肉質等級のことがさわりだけ、といった感じです。

 僕は別だって試験勉強は行いませんでした。毎日行っている事だったので✌最近ではメーカーさんの営業マンや、流通関係(スーパーマーケットなどの量販店)の担当者に受験させているようです。みなさんなかなか苦労して勉強しているようです。僕の働いているお肉屋さんに来ている某メーカーさん営業マンも、頑張っていましたね。


 そういえばこのお肉博士の問題を作成している方に、つい先日別件でお会いする事がありました。大学の教授ですが、まさか作成に関わられているとは思っていなくて、世間は狭いなぁと思いました。アカデミックな方が作成していたんですね。因みにこの方、今は名誉教授になられていて、



 
 2022年に神戸で開催されるICoMST(国際食肉科学技術会議)の準備で忙しいそうです。この会議ではジビエに関する議題や研究も発表されるのでは、と秘かに期待しています。海外では狩猟や、その産出したお肉の活用は日本よりはるかに盛んなようで、前出の教授ももっともっと広げていかなければいけない、と仰っていました。僕も大賛成ですし、この会議にも別の知り合いが研究発表するので参加します。


 お肉に興味のある貴方。受験して損は無いと思います。ただしジビエに関してはほとんどなにもありませんでしたが・・・ジビエに関する許認可や資格の必要性を感じて(猟師さんの資格以外に)いるのは僕だけでしょうか。食肉として流通させたり、調理方法などの活用法など利活用拡大にはそういった取り組みも必要かもしれません。

 ジビエマイスター制度なんて出来たら素敵ですね☆

 それでは👋
































































2020年1月23日木曜日

デビューに向けて、道具を選定!

箱罠を考察する。


インターネットや、書籍、そして師匠の話から良く獲れる箱罠が見えてきました。



デビュー戦は箱罠



 様々な情報を整理して、考えた結果箱罠でデビューする事にしました。なぜ箱罠にしようと考えたのか、どんな箱罠が良いのかを今の自分なりに纏めてみました。

 箱罠は常設


 これは非常に当たり前のことですが、大事な事です。常設するには

  1. 狙っている獲物の密度が高い
  2. 設置可能な場所
  3. 狩猟可能な区域である事
以上が必要になってくると思います。くくり罠はある程度密度が低くても、行動を予測してけもの道に上手く設置すれば一定の効果は得られる、というのが師匠の見解ですが、箱罠はある程度密度がないとダメという事でしたので、僕の狩猟する予定地域を再度下見してもらい(師匠から譲ってもらった)ここなら大丈夫、という事で箱罠にすることにしました。

 次に設置場所ですが、車が入れる場所でなければダメです。それは箱罠の重量によるものです。イノシシのパワーはすさまじく、軽い箱罠なんて壊してしまうので、そうとう重たく頑丈に出来ています。これを山奥に設置する事はかなり困難なので、車が入れる必要があるという事です。それに設置に車が入れる場所は、捕獲後の搬出も簡単に行えます。まさに一石二鳥。ただしこういった場所は限られているので、最近ではほとんど設置済みのようです。

 僕は運よく知り合いの所持している山と、師匠から譲って頂く予定地がお隣なので、箱罠を設置する事が可能になりました。ラッキー☆ そして狩猟可能地域であることは絶対条件です。

 けもの道に仕掛ける罠と違い、箱罠はエサを仕掛けてこちら側のテリトリーに誘い込まなければいけないので、くくり罠などとは違うテクニックが必要になるようです。


 獲れる箱罠の条件


 いくつかの条件を師匠に教えて頂きました。金属製の檻がドカンと置かれていたら、僕がイノシシなら超絶警戒して近づきませんね。怪しさ1000%で見向きもしないでしょう。また野生動物は、金属のもつ特有の香りを敏感に感じ取っているのか、などと言われていますが、金属に対する警戒心が非常に高いそうです。ですから新品などは設置前に池の中に一定時間沈めたり、辺りの土を塗ったりして警戒心を解く工夫が必要だそうです。

 におい(?)をクリアしたら、次は設置方法。獣の目線で見ることが大切だそうです。まず床の部分は必ず地中に埋めて使うように、という師匠のお言葉。罠を設置する場所を浅く掘って、そこで組み立て上から土を被せるそうです。そして設置後しばらくは捕獲しない事も大切なようです。自然になじませて、警戒心を解くそうです。

 扉は初心者の内は両開きのタイプが良いそうです。ケモノ目線で考えて、向こう側に遮蔽物があると警戒するとの事。ただし両開きは取り逃がしたり、一度に捕獲できる数が少なくなったりする欠点があるそうですが、慣れてきたら片側を塞いで、それも自然にある物、岩や木でつくり使えばよいと教えて頂きました。

 あと気を付けたいポイントとして天井について師匠に教えて頂きました。出来れば天井は高く、そして四方を囲む檻のピッチ(幅)より広い方が良い、というこだわりぶり。どこまでも自然に溶け込み気づかれにくいようにしなければ最初は獲れんぞ、という見解です。

 因みに師匠はこの条件の箱罠を自作していました。うーん、奥が深い。

 また箱罠の扉を閉めるトリガーは、人工物はやめておくようにと指導頂きました。トリガーにかける糸も頑丈かつ見えにくいものにしなければダメ、という徹底ぶり。それにしてもこの答えに行きつくまでにどれほどの試行錯誤があったのかは見当もつきません。しかしこの技術を余すところなく伝えて頂けるのは、本当に運が良いとしか言いようがありません。自分だけで取り組んでいたら恐らく今年は捕獲頭数0だったと思います。
 
 この辺りのテクニックに、罠に仕掛けるエサの配合なんかも教えて頂けて何だかまだ何もしていないのに自信満々になってしまっている僕。箱罠も注文して、後は届くのを待つだけ、といった感じです。早く試してみたい!!箱罠の製造メーカーは以前のブログにも書いた”ファーレ旭式”で試してみたいと思っています。師匠に作ってもらうのも気が引けますし・・・(御年71歳)

 仕掛けるエサとしては豚の飼料という手もありかな、と考えています。一度この辺りは養豚場にリサーチしに行こうとも考えています。僕の住んでいる市内には養豚場はありませんが、周辺自治体に知り合いの養豚場があるので、野生のイノシシが唸るようなグルメ餌を独自配合してやろうなんて目論んでいます。

 次回は箱罠で捕獲した獲物のとどめの刺し方と、とどめ差しの方法について考えてみたいと思います。箱罠を選んだ理由は【様々な環境が整っていた】ということに尽きると思いました。

















































好き好きスキート ~その2~

ハンコ押して・・・ポン!!

意外と簡単な火薬類譲渡許可の装弾変更



 その1から~~~須磨総合射撃場にて


 まさかまさかの僕の火薬類譲渡許可書には、所持している銃とは違う装弾の許可が記されていて、怒りと(# ゚Д゚)悲しみの( ;∀;)渦中にいた僕は、電話一本で救われました。



 ※前回までのあらすじ※

 僕の所持している銃はMSS-20という20番口径の散弾銃ですが、火薬類譲渡許可書には12番装弾の譲渡許可が記されていてアタフタした、という訳でしたが、担当刑事さんのそれは後でハンコ押したら終わりという言葉のお陰で救われました。


2020年1月19日日曜日

好き好きスキート ~その1~



須磨総合射撃場


銃にはやまありたにあり



 新年あけましておめでとうございます。お肉屋さん猟師、年末年始の繁忙期も終わり、いよいよ狩猟活動を本格化させていきます。

 手始めに射撃の訓練として、教習射撃以来の射撃を行う事にしました。場所は兵庫県の須磨総合射撃場。スキート1面と静的・動的射撃が出来る総合射撃場です。第二神明道路のICを降りて峠道を登っていくと突然右手に入口が現れます。対向車や後続車両に注意してください。


 かなり急な坂を上ると、ログハウスの様な建物が見えます。駐車場はそんなに沢山ありませんが、十数台は止めれるでしょうか。ちなみにこの坂は、上り優先です。建物向かいの駐車場に車を止めて、緊張しながら扉を開けます。


 「すいません。」

 おそるおそる敷居をまたぎ、声をかけると教習射撃の時にいらっしゃった射撃場のかたが受付にいらっしゃいました。

 -「先ほど電話させて頂きました、、、」

 射撃場の方 「ああ、貴方ねー。初めてなんやね♪」



 スポーティなメガネをかけた綺麗な方が、射撃場の使用方法を教えてくださいます。



 射撃場の方 「じゃあ、この申込書にこことここ所に書き込んでくれる?あと銃番号の確認するから所持許可書と、今日使う銃をこの机の上に出してくれる?」


 申込用紙に必要事項を書き込み、所持許可書の銃番号と、使用する銃の照合を行うようです。

 射撃場の方 「今日は何撃つの?」

 須磨はいろいろな射撃が出来ます。僕はクレー(スキート)をするつもりだったので、クレーをしますと伝えると、装弾の種類を問われました。装弾もこの須磨総合射撃場で購入する予定でしたので、その旨を伝えると、

 射撃場の方 「OK♪じゃあ、火薬譲渡許可書も確認させてね♪」

 と譲渡許可の確認をされ始めました。すると・・・

 射撃場の方 「!!この銃、ボルトの12番なんやね、20番や思ったわ。ライフリング入ってるん違う?ちょっと銃身見せて。ハーフはスキートできへんよ?」

 なんのこっちゃ?

 専門用語が連発して初心者の僕にはさっぱり・・・でも僕の銃はMSS-20。確か20番なはず。

 -「いやー、僕の銃はMSS-20 というやつだと思うんですけど・・・。」

 銃身を射撃場のお姉さまが確認し、

 射撃場の方 「あら、ほんまや。でもこの譲渡許可書、12番装弾て書いてあるで?ほかにも銃持ってるん?いや、初心者やっていうてたやんなぁ。」

 ー「所持している銃はMSS-20だけです。」

 射撃場の方 「やんなぁ、、、。今日撃たれへんかも。」


 な

 な

 な

 な

 に

 ぃ

 !!!!!!!!!!


 なななんと 何と僕の火薬類譲渡許可書には、12番装弾と書いてあったのです。
 ( ;∀;)

 せっかくの休みを・・・


 セツカクジカンツクツタノニ

 暗雲立ち込める僕の心。ああ、まさかそんなことで出来ないなんて。でも、でも仕方ないか。諦めかけていたその時、

射撃場の方 「ちょっと聞いてみるわ♪○○市やんな、担当刑事さんは?」

 -「○○部長です( ;∀;)」

射撃場の方 「OK♪ちょっと待っててなー。」

 少しの間カウンターの内側に行っていた受付のお姉さまは、しばらくすると出てきて、話していた電話を渡して、変わってくれ、っていってるよ、と仰いました。うん、多分無理なんだろうなー、帰らないといけないんだろうなー、また申請や手続きに時間かかりまくるんだろうな、などとスネ気味で電話を替わると


警察の方 「おお、すまんすまん。20番やったんやなぁ。」

ええ!そうですとも!!(# ゚Д゚)
 

警察の方 「じゃあ、射撃終わった後帰りに警察署寄ってくれる?」

?(・・?えっ

 まさか?大丈夫?               

  なんとそんな簡単な手続きで済むの?


 その2へ続く・・・


 





























2020年1月5日日曜日

さあ、行ってみよう!~射撃場に行くとき最低限必要になるもの~

必要最低限のもの

 銃器の所持許可が出たら、射撃場にぜひ行ってみよう!銃を扱うには必ず練習が必要です。初めての火薬譲渡許可書の上限程度には、クレーや標的を打ち込んでおきたいものです。もちろん銃猟をする場合に、練習になる射撃が行えます。

 また銃を所持し続ける上でも、使用状況は必ず確認される項目です。一度も使わないままに年に一度の銃検査に行くと、「何やってるの?」と下手をすれば所持取り消し、なんてことにもなりかねません。本来所持できない”銃”を特別な許可を与えて所持させている、というのが公安の見解みたいなので、所持しているからには扱いに修練し、社会の役に立てる必要がある、という事でしょう。

 でも初めて行くときに何が必要になるかとかなかなかわからないですよね。僕も初めての時は恥ずかしながら射撃場に電話して、必要になるものを聞きました。

 そこで備忘録的なものとしてこの記事を書いてみました。

 大前提として必要なものとしては

  1. 銃器の所持許可
  2. 火薬類譲渡許可書
  3. 使用する銃

 以上3つがなければそもそも射撃を行う事が出来ません。また注意してほしいのが3の使用する銃についている使用用途です。これが意外と多いトラブルらしく、使用用途外で銃器を使用すると、一発取り消しになると僕は担当の刑事さんに念を押されました。

 この用途とは日本国内では3つしか認めていられないらしく、

  1. 狩猟
  2. 有害駆除
  3. 標的射撃
 の3つとなります。この3つ以外で使用すると勿論逮捕。そして自分の銃がどの用途で使用して良いのかは、許可書に書いてあります。自分の所持している銃の用途に標的射撃が無ければ、クレー射撃したら所持許可取り上げ、なんてことになります!のでご用心。用途の確認は以下の写真を参考にして下さい。(僕の所持許可の写真)





 一番下の段に、狩猟 標的射撃と記載されています。この銃は、2種類の用途で使用してよい、という事です。


 ここまでが射撃場に行く前までの段階です。

 それでは実際に必要になるものを書いていきます。赤丸のものは絶対に準備した方が良い物や、無いとダメなものです。

  1.  使用する銃 
  2.  使用する銃気を運ぶガンケース 
  3.  適合実包 
  4.  洗い矢
  5.  WD-40などのガンオイル
  6.  手入れ用手袋
  7.  手入れ用の布
  8.  火薬類譲渡許可書 
  9.  道具を入れるカバン等
  10.  射撃用ベスト 
  11.  耳栓 
  12.  帽子
  13.  射撃用手袋
  14.  射撃用メガネ(サングラス・偏光グラス等)
  15.  汗拭きタオル


 メンテナンス用品は、射撃場によっては備え付けている所もありますが、準備しておいた方が良いと思います。また射撃ベストは貸出してくれる所もありますが、貸出していない射撃場や、そもそも着用を義務付けられている所もあるようです。つまり無いと入場できない、という事です。

 耳栓は絶対に準備して下さい。耳栓無しで射撃していると、必ず耳の機能をやられます。僕はイヤーマフと、イヤホン型の2種類を準備しています。イヤーマフは冬場、イヤホン型は夏場に活躍します。

 服装は動きやすく、季節に合った過ごしやすい服装で大丈夫ですが、靴には気をつけて下さい。スリッパやサンダル、ヒール(居ないと思うけど(笑))などは入場できないところもあります。


 あと必要なものは、射撃場によっては入場料や、行う射撃のラウンド料、使用料です。そして一番忘れてはいけないのが、マナーですね!装填時・休憩時の銃口の向きや、一時保管の仕方(機関部は必ず開放・装填の確認)場所によってはセーフティフラッグ

※(解放している機関部に差し込んで、装填していないよ、安全だよ、という意思表示の布等)の使用を推奨している所もあるようですね。


 食事や飲み物なども準備していきたいものですが、お酒は絶対にダメです!!!

 以上が射撃場に行く時に必要になるものです。僕の装備品などは、また後日紹介していきたいと思います。


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2019年12月2日月曜日

行けない時ほど、空想する ~罠~

 年内は狩猟に行けないお肉屋さん猟師のエア出猟


 行けない時ほど頭の中で空想。来年のデビューに向けて自分が扱う罠について考えています。僕は罠デビューは ”箱罠” で行おうと考えています。

 一口に罠と言っても様々な種類や方法があります。くくり罠、箱罠、囲い罠。どれも一長一短がある感じがします。目的を明らかにして、自分が目指す狩猟スタイルに合った方法を取り入れたいところです。

 なぜ箱罠を選んだのか?

 それは自分が目指すスタイルと適合しているからです。まず箱罠は、設置に車で持ち運ぶ必要がある場合が多いので、見回りなどの負担が減ります。罠を仕掛けれる場所は幸運にも、知り合いの牧場の方が所有している牧場を含む山全体でOK頂いているので、車で入れてまた捕獲も気兼ねなく行う事が出来ます。人間関係超重要。

 その牧場を含む山全体が猟区(一部銃不可、罠のみ)なのでこれまたラッキー。しかも職場から車で10分という好条件♥素人ハンターデビューにはうってつけの条件かも♪そして牛のエサをもぐもぐ食っているらしいので、おそらく脂はノリノリ。なぜ今まで害虫駆除依頼していないのか不思議だったんですが、来る猟師さんとうまが合わなかったそうです。よかった、縄張りになっていなくて。

 師匠にも「初年度からあの場所は羨ましいなー!かなりいいサイズおるぞ、あそこは。足跡ばっちり確認してきた。」とお墨付きを頂き僕もまだ一頭も獲れていないうちから大満足。ん?

 (笑)早速確認してたのか!さすが師匠。設置などもアドバイス頂ける算段で、年が明けるのが楽しみで仕方ありません!

 さて、そんな場所に仕掛ける箱罠をネットで物色。おおお

た、高い。しっかりしてそうな製品は優に10諭吉を越しています。一基につき10諭吉は 痛い。凄く。痛い。まあ、もともととりあえず一基で様子を見るつもりだったので、兼業お肉屋さん猟師としては致し方ない出費か。

 そんな中 -更に物色していると6諭吉のまとも(そうな)製品を発見!!それが

ファーレ旭式箱罠


です。なかなかしっかりとした作りの様で、捕獲実績もしっかりある模様。これはかなりコスパに優れた製品かもとお気に入りに登録。

 なになに、堅牢なつくりは全溶接しているから、とか。素材の太さなども強度十分、これはもしかすると買いかもしれませんね。ネットの検索でも



               コスパ抜群の箱罠!!



って出てますしね。それにしても装備品を購入したり、探していて思いますが、狩猟用の装備品などって

  異常に高い本格仕様か

 異常にに安い入門仕様

 のどちらかに振りきっているように感じます。前者はプロ猟師(猟師の時点でプロですかね (;^_^A )に、後者はサバゲ―及び登山などの入門者に、という感じがします。これはイニシャルコストを取るか、ランニングコストをとるかの選択です。諸先輩方の意見はまたこれ真っ二つに分かれていますが、ブログなどで情報発信をしっかりとされている方は、イニシャルコストを掛けなさい、安物買いの銭失いと仰っている意見が多いように感じます。

 現実的にお会いする方は、圧倒的に安物でよい!という意見ですね。ただ師匠は逆で、お金かかるよ、掛けなさい、でも無理はせずに、という意見です。僕もこれに賛同しています。せっかくの狩猟を、自分の気に入った製品に身を包んで行いたいですしね!ある意味命を預ける訳ですから。

 と、意見はいっぱしに申し上げております。が、空想、エアー狩猟です。安いも高いもない状態なのです。

 箱罠選びが楽しみなお肉屋さん猟師でした。






























2019年12月1日日曜日

ああ、もどかしい。

繁忙期のもどかしさと本職の重要さ


 私はお肉屋さんの職人です。お肉屋さんは12月、年末年始が一番忙しいです。この繁忙期は一年の総決算と申しますか、この期間の良しあしは今まで一年間行ってきた事のお客様から頂く評価と思っています。

 昨年度より売り上げが低ければ、私の働いているお肉屋さんよりも良いお肉屋さんにお客様が流れていると言えます。おかげさまで今年は好調に売り上げが推移しており、責任者としては胸をなでおろしているところであります。

 仕入れ業務と、人財管理が主な業務なので、繁忙期はその仕事に忙殺されます。そして大量に販売される牛肉や豚肉が在庫として自社の冷蔵庫には入り切れず、近所にある外部委託冷蔵庫に数十トンのお肉の山が出来ていて、その管理も併せて発生します。

 今ではこれらの業務にも基幹システムが導入されて、かなり負担は軽減されましたが、大昔はは紙ベース(笑)、数年前まではエクセルで管理していたので

こんな仕事は朝飯前

と言わんばかりに朝飯前に仕事が終わる連続でした。冬の日の出は朝7時!!

 今ではかなり楽にはなっていますが、片手間で出来るほど生ぬるくはありません。以前は迫りくる数々のプレッシャーに胃がキリキリとする日々でしたが、今では胆力も鍛えられて、どっしりと構えることが出来るようになりました。

 私の働いているお肉屋さんは、地域でも有数のお肉屋さんです。この会社のおかげで様々な資格やスキルが身につき、そして狩猟にも関わることが出来るようになったと思っています。狩猟は行うと必ずお肉が産出されます。頂いた命を有効に活用できる力を身につける事が、日々の業務で培われている訳です。

 まず屠畜についてですが、一般の生活を行う中ではまず必要に迫られることは無いと思います。家畜は必ず屠畜場で処理しなければ食肉として流通出来ないために、この屠畜場で勤務しなければ屠畜に触れたり行ったりすることは無いでしょう。

 屠畜に含まれますが、皮はぎについても同様です。かなりのテクニックが必要となりますし、夏場の脂の少ない個体も、冬場の脂の乗った個体もそれぞれにテクニックが必要となります。美しく皮を剥ぐ事は、せっかく頂いた命を無駄にしない大切な事です。

 お肉の産出量は先ずこの皮を剥ぐ時点で左右されます。脂や肉を皮につけて削いでしまえば、優に数%は変わってきます。これは家畜にも言える事です。ただ猟師さんが行うように、刃物で皮を剥ぐ、という行為が現在の家畜の主流の方法ではありません。

 グラインダーでブイーンと剥いてしまうのが現在主流の方法なので、私は今でも刃物で皮を剥いでいる屠畜場に練習に行きました。

 次に皮を剥いだ屠体を保管する技術ですが、家庭用や一般の猟師さんではなかなか無いプレハブ冷蔵庫があるので、熟成しながら保管する事が出来ます。熟成の方法、方向性や仕上がりは明らかに家畜とは違いますが、やはりお肉は熟成により、より良い品質へと導く事が出来ます。

 生きていた時の環境や、屠畜の条件や方法でかなり肉質は左右されますが、これはジビエ肉の特徴とも捉えることが出来るでしょう。最高の肉質や品質を求めるなら、イノシシを飼養しなければならず、それはその飼養を行い続けていれば限りなく豚に近づいていく事になります。

 罠などで捕獲したイノシシを飼養している方はどうもちらほらいらっしゃるようですが、これは一代限りの飼養で、またイノシシは環境適応能力が高いようなので、野生の時とは異なった振る舞いを取るそうです。だから家畜になった訳なのですが。ただ血統選別を行いだすと、それはもう豚ですし、この行為を行った場合の食肉としての流通や適応する法律はあるのでしょうか?ある意味イノシシから現在に通用する血統選別を行う人は、もはやプロ過ぎて憧れてしまうかもしれません。


 次に骨付きのお肉から骨を取り除く作業、捌きについてですが、これは私の超、超専門です。この捌きでも大きくお肉の品質は変わってきます。何度もイノシシの産肉量を調べましたが、野生環境で生活している分、骨が太く豚に比べて10%ほど骨や皮の量が多いです。因みに豚はおおよそ70%の産肉量です。


 と、猟師にとって獲物が取れてから必要とされているスキルは人並み以上にありますが、
が!

 
 忙しくて取りに行けない、狩猟にいけないもどかしさ。ああ、年内は多分射撃の練習にもいけないんだろうなぁ・・・猟師の一番大事なスキルは獲物を捕獲する能力です。今のところそのスキルはー

                 0

 デビューは来年になりそうなお肉屋さん猟師でした。