2020年1月23日木曜日

好き好きスキート ~その2~

ハンコ押して・・・ポン!!

意外と簡単な火薬類譲渡許可の装弾変更



 その1から~~~須磨総合射撃場にて


 まさかまさかの僕の火薬類譲渡許可書には、所持している銃とは違う装弾の許可が記されていて、怒りと(# ゚Д゚)悲しみの( ;∀;)渦中にいた僕は、電話一本で救われました。



 ※前回までのあらすじ※

 僕の所持している銃はMSS-20という20番口径の散弾銃ですが、火薬類譲渡許可書には12番装弾の譲渡許可が記されていてアタフタした、という訳でしたが、担当刑事さんのそれは後でハンコ押したら終わりという言葉のお陰で救われました。






 お陰様で、ついに射撃でびゅーする事が出来ました。一時はどうなることやらと心配しましたが、念願の射撃です。

 教習射撃の時に行ったスキートをする予定だったので、迷わずスキートを申し込みます。須磨総合射撃場ではスキートに使用できる散弾は、9号か7.5号と決まっており、僕は射撃場で販売している散弾にしました。散弾のメーカーなどは初回の興奮と、途中のアクシデントで全く覚えていませんが、まずは撃てたことで満足しています。

 スキートを選んだといっても、ルールなど全くわからないので、先に射面に入っている方に教わりながらやってみようと思いました。受付のある建物の、入り口を出て左側に射面へと向かう階段があります。「いよいよこの階段を昇ったら、自分の銃で初めての射撃だ♪」などと胸を躍らせながら階段を昇ります。

 射撃場に入った時から、発砲音はしていたので先客がいらっしゃることはわかっていました。階段を昇ると、右側に待機(休憩?)小屋があり、その中で準備などを行います。小屋に入ると、3名の方がいらっしゃいました。全員男性で、2名は60代後半といったところ、もうお一方は40台半ばぐらいでしょうか。

 「こんにちは!」まずはあいさつの先制攻撃をしかけてみます。自分が言うのも何ですが、銃を趣味にしている方なんて、どうにも気難しい漢、みたいなイメージでしたが、真逆の返事を返して頂きました。

 「あー、こんにちは!」3名全員がすがすがしいご挨拶を返して頂けて、ほっとしました。「初心者やねー、撃つのは初めてかな?」と一発で看過されてしまい、理由を聞くと見ない顔だから、との事。狭い世界やから、すぐにわかるんよ、と全員が仰っていました。あとは射撃用のベストを射撃場でお借りしたので、それでもわかったようです。

 射撃用ベストは、銃を注文した時に同時に購入する予定だったのですが、あまりにもメタボリックな私の体型に、フィットするベストが銃砲店さんに無くて、現在お取り寄せ中で今回の射撃デビューには間に合いませんでした。射撃場に行く前日に、必要なものを問い合わせた時に射撃ベストが手元に無い旨を伝えると、須磨総合射撃場では貸し出しして頂けるという事で、一安心した次第です。


 見るからに初心者な私に3名の先輩方は、

「一度後ろから見てみる?ルールとかも解らんやろ?」とその言葉、待ってました!!こちらからお願いしなきゃと思っていた矢先に、最高の先輩です。是非宜しくお願いします、と2つ返事で後について射面に向かいます。


 !!重要!!

 さて、私はここから射面にむかうのですが直ぐに待機小屋に戻ることになります。それは自分の銃を管理下に置くためです。須磨総合射撃場ではプーラーというクレー射撃のお皿を放出する係の方がいらっしゃるのですが、射面の中央に位置する小屋にいらっしゃいます。射面へと先に向かう3名の後ろをついて行こうと、待機小屋を出ようとした僕に、向かいの小屋の扉がバンッ!と開き、声を掛けて来ました。


 「お兄ちゃん、銃はどないしたん?」


 ハッ!!、と我に返りました。そうです、銃はいついかなる時も自身で管理しなくてはいけません。一瞬でも管理下から外れてはいけないのです。先輩がたの射撃を見れるとウキウキしていた僕は、管理を怠りそうになってしまったのです。

 一度小屋に戻り、銃を手に出てきた私に、もう一度プーラーの方がこうおっしゃいました。

 「一緒に撃つんか?撃たんのならロッカーに入れとけ。」

 もちろん一緒に撃つわけでは無く、無意味にいくら装填していないとはいえ、銃を持ち歩くのはどうなの?と問われている様な気がして、ロッカーをお借りする事にしました。

 後で聞いたのですが、この須磨総合射撃場のプーラーさん、初心者に超厳しく射撃場や銃を扱うルールを教えてくださるそうで、正直助かったというのが本音です。僕はこの日のラウンド後に、たっぷりと愛の指導を頂きました!

 危うく所持許可を取り消されてしまう所を助けて頂き、本当に感謝です。まぁ、この程度はみんなやっている、というところなのかも知れませんし、自己申告や運悪くたまたま警察官、刑事がいた、スマホで証拠を撮られて通報されたなんてことが無い限り、大丈夫かも知れませんが、初心者だからこそ一番最初にこういった見落としがちな事をしっかりと体と心に叩き込んでおかなければいけないと思いました。



 その3に続く






























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